レベルの低い人と関わりすぎて世の中に絶望してしまう人の話

世の中に絶望した人の話

こんにちは。トニーです。

先日も知り合いの経営者の方とトレーニングをしてきました。ゴールドジムに復帰してからなんですが、筋トレ意欲が圧倒的に高まってますね。

機材が多いから追い込む頻度が増えて、ガンガンパワーアップするのでやっていて楽しい限りです。

今回はトレーニングの後にプロテインを飲みながらですが非常に面白い話を聞いたのでこれはシェアしたいなと。

【頭がいい人ほど、この世界で病みやすい】という日本の縮図を表してるなーと僕が思った話です。

あなたは世の中に絶望したことがありますか?


とある、一人の女性がいました。

その女性は聡明で頭がよく、テストなどもすぐに問題を解けてしまう。
勉強をすればすぐに理解するし
まさしく1を聞いて10を知るような聡明な頭脳を持っていました。

芸術面にも秀でていて彼女がハンドメイドで作った作品はお金持ちに人気で一つ数十万で取引されるほど。

要領も良く、まさしく頭の良い人間として彼女は子供時代を生きてきました。


そんな彼女でしたが、実は子供の頃から一つだけ、ずっと抱えている悩みがありました。

それは

「自分の考えを理解してくれる人があまりにも少ない」

ということ。

別に彼女自身が変な考えとか、世間として避難されるような考え方を持っていたとかそういったわけではありません。

単純に
「勉強の仕方」からしても
「作品の作り方」からしても


「〇〇さんだから出来ること」
「〇〇さんは本当に凄い。頭がいい人」


という意見でほとんど片付けられてしまうのです。

その事が、彼女にとってはずっと違和感でした。

「私は私のことを出来る人間だなんて全然思っていない。」

「だけどもなんでみんなそんなにわかったような言葉を話してくるのだろう・・・」

そんな違和感をずっと抱えていました。

そして、その違和感がストレスに変わり、彼女の心を蝕んでいきました。

大学時代、限界を迎えた彼女は大学を中退。
その後、彼女は10年以上も実家に引きこもって
いわゆる「病んだ生活」をしていました。

人と会うのが怖い。人と話したって何の意味もない。


そういう思いに支配されて、彼女はおよそ10年以上人との関わりを一切絶ちました。


アトピーが発症して肌は荒れ、摂食障害になり、食べるものも限られました。

そんな彼女を可哀想と思い、親も無理はさせずに、彼女をずっと支えて見守ってきました。

幸か不幸か、彼女の実家は一般的にも裕福と言える家庭で娘を養っていくことは全然可能な経済状況だったのです。

そんな長く、苦しい日々の中、彼女の人生を変える転機がやってきました。


「アトピーや摂食障害を治せる
最先端の治療法を受けられるコネが出来た。」

「だから東京にその治療を受けに来い。」


と、実の弟から連絡があったのです。

当然、彼女からしたらそんな申し出があっても行きたく有りません。

なにせ、人と関わることが一番嫌なのです。

ましてや東京なんてどれだけ多くの人がいるのかわからない。


無理、と申し出を突っぱねましたし、親も彼女の心境を伺って、それは無理なんじゃないかと弟に連絡しました。

弟「気持ちはわかるけどさ、そういう事言ってるから
いつまで立っても姉ちゃんも変われないんだよ。

が金は全部出すから、まずは一回こっちに来なよ」


弟がそう言うなら。


渋々、彼女は東京に行って話を聞くことに決めました。


新幹線に乗るのなんて何年ぶりだろう・・・・。


弟に連れられて彼女は東京の病院に行って話を聞くことになりました。


新幹線に乗って、タクシーに乗ってその病院へ。

個室へ通され、その最先端の治療に関わる先生が
出てきて、治療に関しての説明をしてくれました。

その時です。


彼女の心境に大きな変化が現れました。


(あれ、この人、、、、全然話せる・・・)


当然ながら、最先端の医療に関わる人間ですからこの先生も非常に優秀な人でした。


久しぶりに頭のいい人と会話をしたことで

彼女は、自分をずっと縛っていた問題に気づいたのです。


(あぁ、私、頭のいい人なら話せる。
そういう人とならばむしろ会話するのって嫌じゃないんだ)


「〇〇(弟)、ありがとう、もう私、大丈夫だ」


説明を受けた後彼女は弟にそう言いました。


その後、別に治療を行ったわけでもなく

アトピーの肌荒れは収まり、
彼女は一人でも普通に新幹線に乗り

東京に来れるようになったのです。


今では何も問題なく東京で家を借りて一人暮らしをしています。


10年間以上も引きこもっていた女性が。です。

彼女を縛っていたものは一体何だったのか?


平たく言えば、彼女を縛っていたものは

「世の中の人は会話をするに値しない」

という彼女自身が定めていた呪縛。でした。


それが実際に頭のいい人と会話をすることで
「あ、そんなことはないんだ。てか私はこういう人と話せば全然大丈夫なんだ」


と実感することになった。


人によっては、この彼女を見て

「いやいや、流石にそれで引きこもるって
メンタル弱すぎでしょ。
本当に頭のいい人はそんなことにならないよ」


とか思うかもしれませんが

僕の見解は別で

頭がよく、そして優しい人ほど病みやすい世界は存在するのだろうな。


これは、「優秀」と言われてきたことが多い人ほど感じるものがあるかも知れません。


付き合う人のレベルが違いすぎると実は「レベルが低い人に高い人のほうがついて行けない」事がある。


のです。


Twitterとかでわかりやすく言えば

「中身のない高額note」を購入する人たちとその状態をなんとかしたい人たち。

みたいな構図でしょうか。


以前、Twitterで知り合った人がいたんですが

Twitter界の腐った雰囲気を払拭したい。

大した知識でもないnoteを高額で売って
それをそもそも土台がない人が購入して
「凄いですね!」って口コミを起こして

その口コミを見て、その中身のないnoteがまた売れていく。


この状態をなんとかしたい。


こんな事を話していたんですよ。

僕としては正直、気持ちはめっちゃわかるし本人としてもやる気に満ち溢れていたので軽くアドバイスだけして見守ることにしたのですが、

結局、その人はその業界を変える。という行動は辞めてしまいました。

理由は単純です。


その人が実際に超優良な情報を無料や低単価で流しても、


謎の中身のない高額のnoteに惹かれて購入する人が
圧倒的に多い現状を目の当たりにしてしまったからです。


むしろその人はDMでの質問にも丁寧に答えて更にサポートまで無料でしていたのに

実際に質問した人は
「今なかなか時間がなくて」
「自分には合わないから」

と言い訳して行動も何もしない、現状を何も変えもしない。


「流石に疲れちゃいましたね」


というのが最近その人が話していたことです。


僕としてもわかり味が深すぎて共感しかできなかったんですが・・・笑
(その後僕もTwitterを辞めることにしました)

何が言いたいのか??っていうと


自分が付き合う人はしっかりと選んだほうがいいですよ。

というお話です。

「馬鹿とは付き合うな」

なんて本がちょっと前に出てて流行っていましたが
言葉を強く言ってしまえばそういうことです。


結局、中身のないものを買う人ってそういう「煽られて行動することが好き」なんですよ。


だからなんとなく簡単な道を選んでしまう。

だけども、本当に簡単に上手くいく道なんてないから上手く行かない。

そうなるとより簡単な道を探してさまよっていく。


結果としてまた更にお手軽で簡単そうな道の商材を購入する。


このスパイラルですね。


正直、僕自身の観点としてはそれはその人のレベルの低さが招いた行動だから

結局は抜け出すには自分で気づいて
そのままじゃ駄目だって心から感じて自己否定して進むしかない。


それが嫌ならばご勝手にどうぞ。位の感覚です。

レベルが低いことは悪くないですが

レベルを上げないでいる思考は褒められたものではない。


そんな人を助けたいとか微塵も思わないです。

ただ、そういう人を救いたいと思えるような心根が優しく、そして前向きな人は手助けしたいと思ってます。

結局、そういう優しい人ほど病んでしまうことが多いんですよ。


以前「安売りをするな」っていうメールを送りましたが

そういう優しい人は価値を提供できると思って
安く商品を提供して、それで少しでも現状を良くしてもらえれば

という思いでやっているはずです。


だけども、相手は結局そういう「本質めいたもの」は無視して簡単そうな中身のないもの。に移動していくんです。

そりゃあね、真面目な人ほど絶望しますよ笑


だからそんな無駄なダメージを負う前に

価値を発揮できる人に対して
価値を発揮するような行動にチェンジすることを進めてます。

なので、あなたがもしビジネスをするならば


自分が心から価値を提供したい。


と思える人にだけ、しっかりと価値を提供したほうが良いですよ。

こういう事を話すと「人を見下してる!!」とか言われそうですが、そうじゃなくて「純粋に付き合う人のレベルは合わせましょう。」というお話です。

レベル1の人がクソ!と言っているわけではなくて

自分のレベルが20だとしたら レベル1の人よりも15くらいの人を相手にしたほうが互いに相乗効果が産まれますよね?ということです。

自分が付き合っていきたいと心から思える人と付き合っていくようにしましょう。

全ての関係性を断つ必要はないですが、基本的には尊敬できる人に囲まれて自分を磨いていったほうがより人生の幸福度は大きく高まりますからね。

ご参考にして頂ければ幸いです。

PS、冒頭の女性の話なんですが、これは今回一緒に筋トレしていた経営者さんの姉の話なんですよね。話を聞いて、これはシェアしたいなと思って共有させてもらいました。

その経営者さんから見ても、この出来事は衝撃だったみたいで、改めて、人付き合いの大切さを感じたみたいですね。

お客さんとしても、自分が尊敬できる人と付き合う。

これはお客さんとコミュニケーションをとるのならばなおさら大事なことになると感じますね。


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1 COMMENT

ミナモ

お互いに本質めいたものを見て中身のある付き合いをするには、人を選ぶ必要がある…ということですね。

尊敬できる人がいない環境に身を置いて視座を下げたことで、病んでしまい
大人はそういうものなのか…他の所に行ってもそういう人しかいないのではないだろうか…?と絶望していました。

今後の自分のためにも、病んだ原因は切り捨てる必要があると思いつつ、
分からない人、できない人まで切り捨てるのは「自分の心が狭いんじゃないか?」「見捨てることになるのか…?」という罪悪感もあり、更に気持ちが暗くなる悪循環に陥っていましたので
この記事を見て気持ちが楽になりました。
ありがとうございます。

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