すんごい当たり前の話をしてしまうんだが。
基本的に人生の幸福度を上げたい。お金を稼ぎたい。よりよい生活を送りたい。
というのならば、僕は読書を推奨している。
自分自身、大学生のころまで一切こういった活字本などは読んだことがなかったが。
自身で商売の世界に入り、会社を経営するにあたり。
基本的には本は読んだほうが勉強になるし、人生の得になることが多い。
と結論づけている。
別にnoteとかで自分の情報を売っている人を否定するわけではないんだけども。
世の中にいる大きな実績を残していたり、挑戦をしてきている人。
こういった実績者が編集者とタイトルの付け方から細部まで練り込み、世の中に届けようとして出版された本が1000円ほどで読める。
これは自己投資としては最高峰のコストパフォーマンスだ。
それこそ、基本的な本は10万文字ほど書かれているわけだし。
文量が全てってわけでもないけど、伝えたい文字としてそれだけの文字が紡がれている本から学ぶことの方が多い可能性のほうが高いってのが個人的な意見だ。
今回は、一応僕自身が今までの人生で読んできた中で、
個人的に人生の幸福度を上げる上でオススメしたい本。をまとめておいた。
何の本を読もうか迷っている人は、一つ参考にしてもらいたい。
この記事の目次
人生で読んでよかったと思えた個人的オススメ本5冊
竜馬がゆく
感想はとにかく「龍馬がカッコいい」の一言。
絶対的な名作だと思うのだが、なかなか紹介しても読んでもらえない本でもある。
というのも、歴史小説であることと、全8巻からなる大作でもあることから、なかなかお手軽には読みづらいというのが理由ではあるだろう。
個人的には歴史小説は元々嫌いではなかった分野だったのと、知り合いの経営者が読んでいて絶賛かつオススメをしていたので手にとって読むことができた。
実際の史実と寸分の狂いもないのか?はわからないが、とにかくリーダーとしての龍馬がカッコいい。
上に立つものとしての器量、人として触れ合う際の心構え、人生の生き方など。
読むだけで勝手に成功者の思考がインストールされていく。多くの経営者が感銘を受けた。というのも納得の物語。
個人的には龍馬の最後がもったいなさすぎてたまらない終わり方だったが。
歴史小説に抵抗がない、ストーリーに感銘を受ける。リーダー、人の上に立つことやまとめることが多いという人にはオススメの小説。
(大作なので、じっくりと読んでいくと良い)
消えたい: 虐待された人の生き方から知る心の幸せ
虐待された人は、本当に辛い時に「死にたい」っていうんじゃない「消えたい」っていうんだ。
この本を読んだのは数年ほど前の時。
当時とあるビジネススクールでメインコンサルタントを勤めていた僕は、日々色んな人にコンサルをしていく上で。
「常に緊張してしまうような人は、なぜそういう人とのふれあい方をするのか?」が知りたくて読んだ本。
虐待を受けて生きてきた人は、常に生きているだけでも緊張をして生きている。
同じ世界でも見えている世界がまるで違う。
筆者自身が臨床を通して知ってきたことを、より噛み砕き、わかりやすく伝えていくれている良書。
見ると人に優しくなれる本。
と当時この本を紹介してくれた人は話していたが、まさしくそのとおり。
目の前の人や、近くのあの人。過去につらい経験をしている人はひょっとしたら自分とは全く違う世界を生きているのかもしれない。
そんな事を改めて認識させてくれて、人への思いやりを心から持てるようになるいい本だ。
No2理論
すべての経営者と裏方に読んでもらいたいNo2のバイブル
企業の経営幹部や、トップに近いけどもトップではないという人には是非読んでもらいたい本の一つ。
過去会社を経営していた時、「そういえばナンバー1の本はたくさんあるけども、No2の本ってあまり見たことがないな」と思い、Amazonで検索して見つけた本の一冊。
Amazonで何も前提知識を無しで調べた本で良書と言えたのはこの本が初めてだった。
組織を潰すのはNo1だが、組織を発展させるのはNo2の役割であること。
優れたNo2がいるからこそ、組織が周り、よりそのコミュニティは発展していくこと。
裏方の人間は目立ちにくい立場だが、そういった人間がいるからこそ、多くのトップは輝くことが出来るし、裏方というのは存在するだけで価値のある非常にありがたい存在であることをトップは改めて認識できる。
個人の願いとしては、この本をトップが見たときには「ほらこの本のとおりにNo2として裏方に徹して俺を敬え!」という目線で見るのではなくて。
「こういった考え方を持つ裏方を大切にして、より組織を良い組織にしていこう。」
という目線で見てもらえればと思っている。
裏方の人の理想像がまとめてあるから、是非黒子役の人は見てもらいたい。
未来を予見する「5つの法則」
時代の流れは、一つの螺旋構造によって生み出されている。
「弁証法」という一つの論理をわかりやすく噛み砕いて説明されている本。
俺自身が弁証法を理解したのはこの本からではなくて、別の人のセミナー講義だったが(そのセミナーは10万円で学んだ)
なんとその内容は全てこの本に記載されていた内容だった。
弁証法とはなにか?例えば「ダイエット」で考えると。
「食べなければ痩せる」というダイエットにおける「テーゼ」があり。
それがある程度流行った頃には
「食べずに痩せるのなんて体に悪い」という「アンチテーゼ」が起き。
更にその対立が深まってきた時に
「食べながら痩せるダイエット」という「ジンテーゼ」が生まれる。
こういった時代やテーマの流れの移り変わりの法則の一つが弁証法だ。
この本では、そういったテーマの移り変わりや未来のテーマの考え方が非常にわかりやすく、頭に入り込みやすくまとめられている。
ブロガーや情報発信者ならば、読んでおいたほうがいい知識が深まる一冊だ。
天才を殺す凡人
凡人、秀才、天才のそれぞれの役割をわかりやすく綴った組織論の最高峰
世の中の人達は「天才」「凡人」「秀才」の3つのタイプから形成されている。
この本では組織における、それぞれの役割と、それぞれのタイプがどのような特性を持ち、どのような場において強いのか??をわかりやすくストーリー形式で綺麗にまとめてくれている。
飛ぶ鳥を落とす勢いで邁進してきた天才社長、上条アンナを支え続けてきた、凡人、青野トオルが変わりゆく情勢と会社の中で葛藤する中で自分の役割を見つけていく一つの物語。
俺自身がベンチャーを経営していた時代は、トップではなくて裏方として社長を支えていく立場だったことと。
考え方自体が「凡人」に近いことから感情移入をして読めた一冊。
タイプ論の考え方がわかりやすく、組織で働く人に是非見てもらいたい。
自分がどのタイプが強いのか??理解をすることが、自分の強みを活かすことに繋がっていくだろう。
個人的おすすめ本5冊に関しての小話。
以上が、個人的にオススメしたい本5冊の紹介です。
ちなみに、今回は王道の名のしれた本というよりかは、少しだけズレたというか、知っている人は知っているが間違いなく名著な本。を選ばせてもらった形です。
それこそ「嫌われる勇気」「人を動かす」「7つの習慣」など。
定番と言える本も読んだし、これらの本も名著には間違いない。
機会があるときには、こういった王道の本に関しての見解もまた述べることが出来ればと思っている。
その時は、またぜひ目を通してくれれば幸いです。
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