情報発信者がビジネスのアイデアを大量に生み出す方法。

魔法のコンパス 感想

こんにちは。トニーです。

最近ですが、ひたすらに本を読み漁っております。


電子書籍の無料セールも終わり、エネルギーが戻ってきたのもそうですが(無事に総合ランキング1位を取れました!!ありがとうございます!!)

一段落ついたことで、ここからどう動こうかなーと模索するためのインプット期間って感じです。

そんな中、西野さんの魔法のコンパスも最近読んだ中の一冊。


この本、めちゃくちゃ勉強になりました。



ツイートだと楽天ブックスに飛びますが、僕はKindleUnlimitedで無料で読めたのでそっちで読みました。

Amazon版魔法のコンパスのリンク

ちょっと見ていて古いのかなーと思ったら、なんと販売日が2016年の8月ってことで大体3年前の書籍でした。

ただ、見てみたら正直に学びの宝庫だったので、今回はこの魔法のコンパスに関しての感想やら思ったことを書き記しておこうかなと。

結論からまとめておくと

・ビジネスの事例を知ってアイデアを生み出す人には超おすすめ

・西野さんの考え方は非常に合理的で特にフリーで活動するビジネスマンにおすすめ

・過去の話だからこそ、その時のリアル感があり、より親密感を持って見れる(オンラインサロンが400人の頃らしい→今は一万人超え)


って感じですね。それでは行きましょう。

西野さんは本当にアイデアマン。考え方の事例が多く知れる。

ビジネス界隈では時の人でも有る西野さんなので、ニュース記事やらブログやら結構その発信の情報を見ることも多いのですが、見るたびに「西野さんってマジでアイデアマンだなー」と学びを受けまくっております。

見ていてですが、なんというか「ほんの少しだけの斬新なアイデア」を出すのが非常に上手な印象なんですよね。

僕が以前に話を聞いて残っているのが

「えんとつ町のプペルをより多くの人に広げるためにも作成に携わる【共犯者】を沢山増やそうと思った」という話。

絵本に関してはそもそも分業制のほうがより良い作品が出来るんじゃね?という観点とか諸々の視点もあったとのことではありますが、

「通常、絵本は販売者側と購入者側に分かれている。だけどもクラウドファンディングをしたり、絵本の制作に協力をしてもらうことで、手を貸してくれた人を一緒に絵本を作り上げた共犯者にしてしまう。

そうしたらその人達は絵本を買いますよね?自分が関わり作り上げた絵本ならば愛着だって有るはず。人によっては宣伝をしてくれることだってあります」


みたいなことを話していて(セリフはうろ覚えで書いてます。)

トニー「おお、これはめちゃくちゃ頭いいし、確かにと思える発想だ・・・!!」

と感銘を受けたのを覚えてます。

今回の「魔法のコンパス」を読んだことに関しては素直に西野さんが出してる本が読めるのか、それじゃあ読むかー位の軽い気持ちだったんですが。

上記のような「観点を少しずらすだけで効果を発揮するアイデアと実践録」がふんだんに盛り込まれていて

「あれ、これなら今の俺でもこういう風に出来るんじゃね?」というビジネスアイデアがポンポン浮かぶ本になっていました。

他にも、絵本や出した本を全公開しているアイデアとかもですね。

もちろんお金を払ってみてくれた人に対しての経緯も忘れないが、自分の作品をとにかく見てもらうという結果にフォーカスする。

相対的に見てみてくれる人が増えて、それで人生が良くなる人が増えればそれでいいじゃん、みたいな考え方。

もちろん、バランスが大切にはなりますが、この部分は非常に大切だなと思います。

正直な所、「革命のファンファーレ」よりも僕は魔法のコンパスのほうが好きだなーという印象です。

あっちが駄目。というわけではないですが、リアル感と詰め込まれている想い。みたいなものが「魔法のコンパス」のほうが詰まっている感じがしましたね。

マーケティングを知りたいフリーランスや情報発信者にはおすすめ。

で、続きとして「ビジネスアイデアが豊富」と話していたのですが

基本的には「BtoC、対個人に対してのマーケティング要素の勉強になる」ってのが本を読んでの僕自身の感想です。

いわゆる会社を上手く行かせるための組織論。とか。

BtoB、対会社に対してのアプローチ方法とか、そういった路線に活かせないわけではないのですが、そういう方向で直接的に学びとなる話はあまりない感じですね。

なので、YoutubeやTwitter、ブロガーなどのSNSを駆使して活動する人や、自分自身の情報発信を行っている人。

いわゆるフリーランスなど、個人で活動する気質が強い人には非常に参考になる本だと思いますが。

組織の中でどう立ち回るか?目の前の人間関係の改善をするためには?

といった悩みを持っている人からすると、あまりおすすめではないのかなーと思います。

(とはいえ、そういった人はそもそもこの本を手には取らないと思うので、そんな言及する意味もないでしょうが)

あえて苦言を呈すならば、たまに感じる「俺すげえだろ感」が苦手

で、基本的には僕自身は読んで学びが多かったですし、非常に良い本だったという話で終わるんですが。

あえて苦言を呈するならば「西野さんの棘がある部分が僕は好きじゃない部分だなー」と。

これに関してはおすすめとか、気をつけたほうが良いとかそういう話じゃなくてただの僕自身の感想でしかないんですが

なんとなくですが「俺はこれだけのことを考えているんだぞ!!すげーだろ!!」というオーラが書籍やネットの記事からはなんとなく漂ってくる感じを受けるんですよね。

基本的には西野さんの考え方は非常に参考になりますし、勉強になることばかりで素直に凄いなーと思ってます。実際に凄いですしその事を否定するつもりもなし。

多分こういうオーラもそもそも会って話した事もないのですし、ただ僕が感じてしまうだけってことなんですが

「たまに「んん?なんか嫌な感じだな」と思ってしまう瞬間が有る」のは正直なところです。

Amazonレビューで低評価押している人とかもそれで押してるのかなって勝手に推測してます。

結局、人は感情で物事を判断する部分が多いですし、一度嫌な目線で見てたら、どれだけ良いことを話していても「えらそーに、なんだこいつは」ってなるのもわからないことじゃないですからね。

とはいえ、先程の話を繰り返しになるのですがボク個人としては「革命のファンファーレ」よりもこの「魔法のコンパス」のほうが素直に好きです。

それはリアル感が有るというのもそうなんですが、この「俺すげえだろ感」の棘が魔法のコンパスのほうが少なく感じたからでもあります。

(革命のファンファーレは意図的にこの要素を増やしていたのかも知れないですね。真相はわからないですが)

反対意見や炎上することも一つ大切、という本人の持論もありますし、あえてやっている部分もあるのでしょうが、純粋な受け手としたら、そういう棘って情報を受け取る観点からすると素直に邪魔だなぁというのも、一つの発見ではありますね。

結論、事例からアイデアを得る人は非常におすすめのビジネス書。

って感じです。

僕自身「誰かがこういう考え方を持ってAという行動をしたら結果を出した。」という事例を見て自分自身の行動に当てはめて行動する人間なので

魔法のコンパスは非常に今後の動きの参考になりました。

個人的には「戦略よりも戦術を学ぶことが出来る本」だなと思います。もちろん戦略にも繋がっていく部分は多いのですが。

少なくともKindleUnlimitedに入っている人で、副業や個人で活動されている方には、めちゃくちゃオススメの本です。


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他にも色々と本を読んだので、また面白い本はご紹介していきますね。



ではでは、今回はそんなところで。






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