こんにちは。トニーです。
先日は一日お休みとして、完全オフの日を過ごしました。ちょーーーーーのんびりモードでした。
ベンチャー経営時代からなんですが、僕はこういう何もしないと決めた日。を一週間に一日は取るようにしています。
もちろん、本当に忙しい時期とかは難しかったですけどね。
とはいえ、基本的にはオフと決めた日には本当に仕事関係のことは何もしないです。連絡用のチャットツールすら、一切見ない。
この習慣を取り入れてからですが、僕自身はなにかに追われるような焦燥感とか、そういったものとは無縁な感覚を覚えられるようになりました。
正直、この習慣に関しては僕は
疲れやすい人、真面目な人ほど、完全に何もしない日を定期的に作ったほうが良い。
とは思っていて、今回はその理由に関してお伝えしていきます。
いやね、本当に一日オフするだけで全然気力の回復度合いが違うんでね。おすすめなんです。
「何もしない」と決めた事を実行することで、一日の充実感が違う
まず、特筆すべきはこれだなーと思ってまして「ただぼんやりと何もしないで過ごした一日」と「本当に何もやらないで決めて何もしないで過ごした一日」って一日が終わった後の達成感が何となく違うんですよ。
これ、結局は自分が決めたことをやっているのかどうか??によって全然エネルギーの回復度って違うんだなと思ってまして。
「何かやりたいことがあるんだけどもダラダラと過ごしてしまう一日」
って全然メンタルのエネルギー回復しないんですよ。むしろ疲れたままになる。
あーあれもやらないとなー、これもやらないとなーって思いながら一日を過ごすだけで、実際には精神エネルギーを使っているんですよね。「今の状態とは別のことをやらないとー決めたことをやらないとー」と思っているから。
結局の所自分が決めたことをしっかりと達成しているかどうか??
これが精神エネルギーの回復には重要になるんです。だから休む時には「マジで仕事関係とかのことは一切やらない」と決めて休んだほうが良い。
そうやって本当に何もやらないと決めて、何もやらない一日を過ごすと、不思議なことに次の人の活力が全然違うんですよね。明らかにエネルギーが回復した気持ちになる。
休んでも疲れが取れないって人は環境の問題もあるでしょうが、「そもそもメンタルが全然休めてない」って事も多いんじゃないかなーと僕自身、過去の経験から思うんですよ。
だから、本当に休みたいときは「何もしない」と決めて休むのがおすすめっす。
体力と精神力は回復のさせ方がそれぞれ違う
と僕自身は思ってます。
なんだかんだで頑張っちゃう人って自分に無理を強いるのが癖になっているんですよね。あとは自分自身が怠け者なことを理解している人ほど「無理に頑張って」「スイッチを入れ続けようとする」
気を抜いたら終わってしまう~みたいな考えがあるんだと思います。
気持ちはわかるんですが、やっぱり無理に気合を入れて頑張った所で望むパフォーマンスとか成果ってあまり出るものではなくて。
心のうちから前向きに物事に取り組むためには「精神エネルギー」って必要なもんだと思うんです。
ドラクエで言う体力がHPならば、精神エネルギーはMPみたいなものかと。
で、注意すべきはこのMPは気持ちの持ちよう次第では、一日中寝て過ごしても消費するってことです。
体の疲れとかじゃなくて心の疲れなので、休ませ方が全然違う。
個人的に精神エネルギーの回復のさせ方に関しては。
運動する
心と体は連動していて、そのバランスが崩れた時に調子が悪くなる。という話を聞いたことがある。
(要は体が元気で心が疲れている。とか心が元気なのに体が疲れている。というアンバランスな状態の時=調子が悪いという考え)
心が元気なのに体が疲れているときってのは寝て体力回復させればいいだけなのでそんな問題はないが、問題は心が疲れてるけど、体が元気な時。
こういうときにただ寝るだけというのは体力と精神力の乖離が広がるのでむしろ逆効果になることがある。
なので、こういう時におすすめなのが運動で体力を消費すること。
体力を消費させることで、精神力とのバランスを保つ。
なお、バランスが整えば自ずと体力も精神力も同時に回復するというのは当時話を聞いた人が話していた(理由は不明、感覚的に理解した)なので、心が疲れているときこそ、運動するのは効果的。
誰かからお礼を言われる事を行う。
「ありがとう」という言葉や御礼の言葉は精神力を回復させる効果がある。
これに関しては素直に元気をもらえるのでわかる気はする。ただ、問題なのは心が疲れている時に相手の為を思った行動がパフォーマンス高く出来るのか??という部分はある。
出来ることがあるならばやるべきだが、無理にやろうとするのはおすすめしない。
「何もしない」と決めた日を一日だけ作って本当に何もしない。
で、これが今回の本題で話していた内容ですね。
先程の体力と精神力のバランスの話につなげて話せば、「何もしない」と決めた一日を過ごすことで、自分自身が決めたことを行っているっていう言行一致が行えて精神力が回復するんじゃ無いかなーと思います。
とりあえず言いたいこととしては
「何かやらないと・・・」という気持ちでなにかやろうとしながらダラダラ過ごすのだけはNG!!
ってことです。ダラダラするならばダラダラすると決めましょう。固い決意で決めましょう。気持ちと行動が一致してない状態が一番心がつかれるんで。
一週間の内に一日だけでも「何もしない日」を作ってはいかがだろうか?
結論的にはこれで、疲れやすい人、休みたいとなりがちな人は忙しい中でもあえてこういう「何もしない一日」を作ってみてはいかがですか??
という提案になります。
別にこれ、本当に何もしない一日。とかじゃなくでも良いんですよ。
例えば一週間の内のその一日は「仕事に関してのことを一切やらない」とか。または主婦の方ならば「最低限の家事以外は一切やらない」とか。
そういうのを決めると良いかと。
【やらないことを明確に決めて、それをやらない】というだけですね。これをやるだけでものすごい僕自身は生きやすくなりました。
(ベンチャー自体には常に何かしないと、なにか会社に貢献しないと。という脅迫概念みたいなものを持って動いていたんでね。そこから開放される時間を作るだけでものすごい心が楽になったのを覚えています。)
何事も適切な動き方。があるように、「適切な休み方」っていうのもあると思っていて、ちゃんと休めるかどうか??で日々の心の持ちようって大きく変わるんですよね。
誰しも同じ一日24時間を生きているんだけども、休み方が上手い人は結局活動の仕方も上手です。
メンタルが強いとか弱いとかありますが、そういう強さとかよりも、結局は活動の仕方で全然パフォーマンスって変わっていきますよ。
疲れやすいって人や、ついつい頑張ってしまう人は是非参考にしていただければ幸いです。
ではでは。