情報中毒者(ジャンキー)が中毒から抜け出せず稼げないままになる理由

情報中毒者は辛い

どうも、トニーっす。

先日「情報中毒になっている人間」は個人で商売をやっていく上で、稼げる可能性が著しく低くなる。という話とコミュニティ内でさせてもらった。

スマートフォンが普及している現代、電車に乗れば誰しもがスマホをいじり、SNSをやったり、ニュースサイトで情報を集めている人も多い。

もちろん、情報を集めることというのは非常に大切なことなんだが、こと個人で稼ぐ。ということを念頭に置いた場合。

情報を集めてばかりいる人は結果を出すのが遅い傾向がある。

以前の記事で、なんとなくやってるだけじゃ

結果が出る可能性は【運任せ】になってしまう。それじゃ稼げるわけねーだろ。って話をしたんだが

今回は、それに付随した話をしようと思う。

なぜ、あちらこちらのノウハウに手を出す人が結果を出せないのか?

という件に関して。俺なりの見解をまとめてみた。

なぜあちらこちらの情報にふらつく人が結果を出せないのか?

商売なんかをやっていると、よくこういう話を聞く。

「一つのことに集中できずにあちらこちらの情報に飛びつくやつは、結局結果を出せないよね」

と。

まぁ正直、これは俺はあながち間違ってはないと思う。

だけども、俺自身としては絶対的にこの意見が正しいってわけではないとも思っている。

じゃあなんで、そもそもとして一つのことに集中しないと結果を出せないという意見があまりにも多いのか?

今回はこの件に関して、俺なりに見解をまとめてみた。

説1 情報ばかり仕入れて、処理速度が追いつかなくて情報が腐るから。

食材の話ではないが、実は情報にも「新鮮な状態で扱える」鮮度ってものが有る。

あまりに情報をたくさん仕入れていると、使わない情報は脳みその中で腐っていく。と言う話を過去に聞いたんだが。

情報は腐る。

これは一つの事実で、腐った情報は頭の中を侵食し、行動量を大きく削ることになる。

いったいどういうことか??というと答えはシンプルで

情報を仕入れたままで使わないでいると、新しくその情報が入ってきた時に素直に受け取れなくなるんだ。

ノウハウコレクターという言葉があるが、まさにそれ。

例えば、「稼ぐためには目的を持って行動することが重要だ」

なんてことは、多くの人が知っていることだろう。

だけども、実際には稼ぎたいと言いつつも、一つひとつの行動に意図が入ってなく、なんとなくで行動している人は非常に多い。

これが悪い事、と言いたいわけではなくて

知識を知っているだけの人と、実際に実践して腑に落としている人とでは経験値とステージに大きな差が産まれている。という話をしたいわけだ。

ただ、そういう人ほど実際に根本的な話をした時に「その話は知っているので、もっと先の話をしてください!」といったことを話してくる。

知っているだけの人が「目的意識の重要性は知ってるんで次の話をして下さい!!」とか、ちゃんちゃらおかしい話だろう。

相手がそれなりに熟練している人ならば、「どーせ先のことを教えてもこの人はやらないな」と思われるだろうし、なによりもまず一つのことをやってから次の事を知れ。という話になる。

バスケでパス、ドリブル、シュート練習はいいから、試合で勝つ方法教えてください!!

って言っているようなもんだからな。

そんな人がさ、試合で勝てると思うのか??って話だ。

もちろん、センスが飛び抜けてて運動神経抜群!!って場合なら話は別だが、現実世界に置いてそういった人がセンスが飛び抜けてるってケースは、まず稀だろう。

説2 情報中毒(ジャンキー)になる。

若干説1とカブる部分があるんだが、人には知的好奇心が備わっている以上、「純粋にいろんな事を知るのは楽しい」という側面が有る。

となると、人は真新しい情報を求めて、次へ次へと新しい人へと情報を求めていくのはそんなにおかしいことではないんだ。

で、新しい情報を求めることや、色んな人を見ることはむしろ良いことなんだが。

「すでに自分が知っていることを、自分なりに刺さるように言ってくれる人」を探しに行っているならば、これはうまくいかないパターンの典型例だ。

その場合は「新しいことを知るため」に情報を探しているのではなく、耳触りの良い情報を聞く快感 を求めて情報を探しているわけだからな。
(本人が気づいてないとなお面倒だ)

行動原理が「結果を出す事」ではなくて「気持ちよくなる事」

なのだから、結果が出ないことはある意味当然とも言える。

付け加えておくが、俺は耳障りの良い情報を聞く快感を求めて情報を探すこと。

コレ自体は何も悪いことだとは思っていない。

自分の好きな情報を探す行為自体は「youtubeで自分が好きな曲を探す行為」と何も変わらないからな。

ただ、「自分が結果を出すために必要な情報を調べる」という行為ではないから、その違いは知っておいたほうがいい。という事だ。

情報中毒に陥っている人の多くは、自分がより良い情報を見つけるため、今の現状を変えるために情報を探している。と思っているが、実際の現状は「ただ自分が情報を知るのが気持ちいいから情報を探している」っていう状態に陥っている。

本心と認識がずれている行動を取る人が、成功する要素は極めて薄い。

自分の体の動かし方がわからないのにスポーツをするのと同じようなことだからだ。

説3 他の色んな情報へと飛びつける余裕がある

説3に関しては、ちょっと他の説とは毛色が違うが、

結局の所、アチラコチラの情報に飛びつけるということは、それだけの余裕があり、一つのことに一点突破する必要性がない状態。ってことなのだろうと思っている。

別にこれが悪いってわけでもなく、

人はやらないといけない時にはなりふり構わず行動をする。

だから、ある意味ではあちらこちらの情報に飛びつける余裕がある状態は

まだその人が本当の意味で結果を出す状態になっていないとも取れると。

リスクを取れとかそういう話でもなく、純粋に人は余裕があるかどうかを見極めてそのとおりに行動する生き物だってことだ。

正直に、個人で結果を出す人は情報を絞っているし、一つの情報に集中している。

それはきっとあちこちに飛びつける余裕があるからではなくて、他の情報や些末なことに自分の時間や労力を使えるほどの余裕がないと感じているからなのだろう。


結論、確かにフラフラせず、一点突破のほうが最初は結果を出しやすい。

ってことだ。

何度も言うが情報を求めて色んな情報を調べることは俺は何も悪いことだとは思っていない。

むしろ、すでに収益を上げている人はたくさんの情報を仕入れているし、様々な話にアンテナを張り、常に勉強を繰り返しているのもまた事実だ。

とはいえ、初期段階でまず1つ目の結果を出すってところならば、一つの手法に対して、ある程度調べて、調べて、情報を見まくって、それで自分が納得するくらいになったならば。

一つのことに集中して、まずはそれで結果を出す。

ここにフォーカスすると結果的に収益は産まれやすいのが事実だ。

ブログだろうが、Twitterだろうが、他のノウハウだろうがな。

そしてここからは俺の意見だが、

その上でも、無理に一つのことに絞りきろうとする必要ってのはないと考えている。

リスクに対しての個人的な考え方。


リスクの話でもないが、本当にやりたいことならば、人は馬鹿じゃないから絞らないといけないならば絞るような行動を取るし

無理に追い込まずとも勝手にやらないといけない状況を作っていく。

その状況になった時には一点突破でやるとして。

それまでは色んな情報を見て、見識やパワーを蓄えておくというのも一つの立派な選択肢なんだ。

それに、無理に一つのことに絞ろうとしても、気になるものは気になるのが人間だしな。
(とはいえ、情報中毒(ジャンキー)にはならないように気をつけておいたほうが良いとは思うが・・・)

いろんな学びを得ることが楽しい時ならばいろんな情報を知り、一点突破をしたほうが良いと思った時が来たら、集中して結果を出す行動をする。

そうやって楽しむことこそが最も結果を出しやすいパターンなんじゃないかと個人的には考えている。

情報中毒って言葉はあまり聞き慣れないかもしれないが、個人で商売をしていく、稼いでいきたいって人は、是非意識しておいてほしい部分ではあるな。


この記事を、君の人生の糧にしてくれることを期待する。


んじゃ。



PS、ちなみに情報ジャンキーにならない方法or復活する方法だが、凄い単純で。

「スマホで色んな人の情報をただ眺めて時間が過ぎてるなー」と思ったらスマホやPCを消して、散歩する。

これだけで、頭のノイズが消えて、情報をフラットに受け取れるようになるぜ。

もし、当てはまるって場合は、是非試してみてもらいたい。


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