やる気があるけど動けない時は、真面目な人が休まないといけないタイミング

「やる気があるけど動けない・・・・」

「なんでやることも時間が有るのにこんな動けないんだ・・・」

こういった悩みを常に抱えている人って割と自分を責めがちですよね。

今回の記事では「真面目な人ほど休まないといけないタイミングがある」という話をしていきます。

疲れやすい方とか、ガツガツ動きたいけども動けないって人は見ていってください。

本記事の内容

・やる気有るけど動けない時にまずやるべきこと

・精神エネルギーの回復のさせ方

・動けない自分を責めない自己対話の方法。

やる気があり、やりたい事が沢山あるのにまずやるべきこと。

本当に自分自身がやりたいことがあって、そしてやったほうが良いことがたくさんあって。やる気もある。

だけどもいざ作業をしようとしたら全然手が進まない。

なんか別のことを始めようとして逃げてしまう。

こんな時にはやること、考えるべきことをご紹介します。

やろうと考えてることを全てノートに書き出してみる。

まず「やろうと考えていること」をまずノートに書き出してみましょう。

まずは「頭の整理」から

ココでのポイントは「必ずやること」を書き出すのではなくて

  • ちょっとやろうかなと思っていること
  • 最近できてなかったこと
  • 一瞬でもやろうかなと思ったこと
  • 考えないといけないと思ってること

頭で勝手に考えている可能性があることを全て視覚化することが目的です。

コレをやると「ビビるくらいに頭がスッキリ」します。

なぜなら、自分が「考えていること」を書き出すことで『自分が動けない原因』が見えてくるからです。

なんだ、書き出してみると意外とやること少ないな

俺こんなに沢山小さいこと抱えてたのか、そりゃパンクするわ

この中でも特にこのタスクが重いんだな;;

やることが多いと思ったけど少なかったり、逆に少ないと思ってたけど多かったり、意外と自分の認識と現実は乖離があるものです。

ポイントは「実際にやるかどうかわからないし、一度考えただけ位の小さいことも全てノートに書き出す」ことです。

ぶっちゃけ「書いただけでやらなくてもいい」んです。現状の整理が目的なので、まずは書き出してみましょう。

やることが大量に合った場合

ノートに書き出して項目を見て「項目数が多かった場合」は書き出した時点で多少スッキリするはずです。

というのも「自分の頭をオーバーするキャパシティのやることが存在していた」とわかったのですから。

自分の想像以上にやることが多くなってたならば『勝手に脳内リソースが使われていた」ことに気づけたわけです。

動けないのは脳のキャパオーバーだった

この場合、ノートにやることを書き出した段階で問題も多少解決してまして。

やることが単純に多いだけならば、やることを書き出して、自分が動く道筋を明確化すれば、それだけで行動スピードが大きく上がるんですよね。

「ああ、そうだったのか。」とわかれば、あとは一つ一つやることを終わらせていけばいいだけです。

やることがわかったけども動けない場合

しかし、「ちゃんとやることを書き出した」「実際にやったほうが良いこと、やりたいことが沢山ある」「もちろんやる気も有る」

なのになぜか

なぜか作業が進まない、手が動かない」

こういった時も確かにあるんですよね。

最初は「気合が足りないからじゃないか??」
「まだ頭が回ってないからじゃないか??」

って思うんですが、結局そういう日って机にしがみついてても全然作業が捗りません。

やったほうがいい理由なんて自分の頭でも腐るほどわかってるのに、なぜか出来ない。。。

きっと真面目な人や頑張る人ほどこういう状態に陥ることがあるのかなと。

やる気があるのに行動できない時は、自分自身と対話しよう

そんな時、ひとしきりやれない理由というか、どうやったらまず自分が動けるのか?を書き出した後。

それでも動けない時に自分に対して聞いてみてください。

「どうした?なぜ自分は今行動できないんだ?」と。

イメージ的には詰める感じではなくて、純粋になぜ?って感じです。

そうすると大抵「ちょっと気を張りすぎてて疲れてしまった」とか「ちょっとだけ休める時間が欲しい」って言葉が出てくる時があるんですよね。

その言葉を自覚した時には、その日はもう出来る限り仕事には手を付けず、速攻で休むようにしましょう。

ちゃんとやる気もあって、やることもわかってて、やる理由もはっきりしているのにやれない。

そんな時は自分の中に「何かしらの行動しない理由」があると考えていいです。

だから、その理由はしっかりと聞いて解消する方向に協力する。

ここで強引にやりきろうとして、行動出来る人もいますし、それで行動し続けられる人は良いのですが。

自分はそれをやり続けると結局ストレスが溜まるだけだし、出来る成果物のクオリティも低くなることがわかっているから、絶対にやらないようにしています。

せっかく出してくれた脳みそからの危険信号を無視するのはあんま良くないなと思ってますね。

やりたいことをやれないのは、単純に精神エネルギーが切れてるだけ

実際にそういう時の状態を冷静に分析すると。

精神エネルギーが切れているだけ。のパターンは非常に多いです。

いわゆる心が疲れている状態です。

ゲームで言えばMPゲージが切れているみたいなものです。

体力はまだ全然あるから体は元気なんだけども、クリエイティブな作業や行動はやろうとしても出来ない。

昔、沖縄に20万かけて人間分析のセミナーを受けた時に聞いた話で頭に残っているのですが

「人には体力エネルギーと精神エネルギーがあって、この2つが減った時に調子が悪くなる。

のではなく・・・

この2つのバランスが崩れた時に調子が悪くなっていく。」
(いわゆる体力20%精神80%とか体力80%精神20%の時)

と聞きました。自分も理論とか論文とかを把握しているわけではないので、学術的な根拠は提供できないのですが。

個人的には体力と精神のパランスは大切にしています。

動けない人が調子を取り戻す方法

体が疲れてるけど心が元気な状態の対処法

体力20%精神80%の状態とは、体が疲れてて心が元気な状態です。

これは治すのは簡単です。

寝れば体力は回復するから、それでOK。です。

体は疲れてないけど心が疲れてる状態の対処法

問題はこちらで、体は元気だけども精神が疲れている状態。は闇雲に動いてもバランスが整いません。

メンタルが元気じゃないから動くのもだるいし、寝ても体力は回復するけど精神エネルギーは回復しない。(バランスが整わない)

この時の対処法を理解していないとなかなか回復しづらいんです。

じゃあどうやって回復するのか?というと

1、めっちゃ運動する。(体力を減らす)

2,自分の精神状況を理解してくれる理解者に触れる(精神の回復を早める)

のどちらかをすることで、バランスが取れて調子は戻ります。

で、2に関しては「自分自身」でも問題ありません。
自分自身が自分に声をかけて「なるほど、休みたかったんだな、よく頑張ったな」と優しい言葉を投げかけるだけでも精神エネルギーは多少回復します。

実際、心が疲れてる時にはランニングは非常に効果的です。

下記の本では運動が脳みその活性化に効果的な理由を化学的に説明してくれています。

脳を鍛えるには運動しかない!posted with ヨメレバジョン・J.レイティー/エリック・ヘイガーマン NHK出版 2009年03月 楽天ブックスAmazon

運動して体力を減らせば自ずと精神と体力のバランスが整って回復する。

なんかスッキリしない時は走ったり、筋トレするのが効果的と言われるのはこのバランスが整うからなのかなと個人的には考えています。

やる気があるのに動けない時は、状態を把握して適切な処置を自分にすること。

結論はこれで、やる気があるのに動けない時は何かしらの不調サインがでています。

なのでまずは問題点を把握して、処理することが大切です。

特に真面目な人にありがちですが

「いや、こんな本気度じゃ駄目だ!もっと頑張らないと!!」

「そんなにうまく行ってないのに、気を抜いてるとか、本当に俺って駄目だな」

とか厳しい言葉を投げかけて自分に発破をかけようとする人も多いです。

これは自分の調子が良い時ならば良い方向に作用しますが、調子が悪い時に発破をかけるのは、逆効果にしかなりません。

更に精神エネルギーが減って、体力とのバランスが崩れてより調子が悪くなるだけです。

特に働き者の人で真面目で向上心がある人ほど、こういう罠には陥りがちだと思ってます。やれるときにやらないと。という気持ちがあるからでしょうが

正直、真面目な人はどれだけ休んでもまた頑張るから大丈夫ですよ。

もちろんこういう言葉を免罪符にして、ただ自分がサボりまくる人とかはそもそもとして対象外です

しかし、これまでしっかりと積み重ねてきた人は、少し休んだくらいでやる気が無くなったりしないです。

思いっきり休むからこそ、復帰した後に大きく動ける人もいます。

もし当てはまる方が近くにいましたら、是非参考にしてみてください。





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