初めての電子書籍出版!!注意点とか苦労した点やポイントの諸々

こんにちは、トニーっす。

先日、初となる電子書籍の出版を完了した。


一応Amazonには並んでいて、すでに購入できる、Kindle Unlimitedに登録してる人は無料で読めるし、一応9月11日の水曜日から無料セールを行う予定だ。

その際に見てくれればいいと思っている。

出した電子書籍はコチラ

とりあえずは出せてよかったなーという感じだ。電子書籍の話を頂いてから1ヶ月ほどが経ってしまったが

予想以上に突っかかる部分が多かったし、やってみないとわからない部分が大量にあった。

せっかくだし、今回は初の電子書籍の出版に関して躓いたことや、気をつけた点、初めて知った点などを諸々記載していく形にする。

もし電子書籍の出版に興味があるのならば、参考にしてくれれば幸いだ。

電子書籍出版をやろうと思ったきっかけ

ことの発端は、知り合いの経営者からの一通のメッセージだ。

経営者「トニーさーん!!ちょっと一緒に何かしら動ける案件見つけたんでお話いいっすか!!互いにとってメリットが大きい話かと!」

俺「おぉ、マジっすか!!急にありがとうございます!全然話を聞きますよー!」


というやり取り(急すぎるがいつもこんなもん)があって、その人の内に通話で話すことに。話を聞いていくと。

・これから電子書籍の事業に乗り出そうと思っている。

・その際にトニーさんにも電子書籍の事業に是非参加してもらいたい。(理由としてはマーケとコピーライティングを双方理解してるから)

・自分も電子書籍を出すから、よかったらトニーさんも出してもらいたい。(事業に使う実績として利用したい)



ということだった。

俺としてはこういった話を振ってくれるだけでもそもそも光栄なことだし、電子書籍の出版は気にはなっていたから二つ返事でOKを出して俺自身も出版をすることにした。

経営者さん「ブログ記事があれば全然時間はかからないと思いますよー」

この言葉もあり、ササッとTwitterの過去書いた記事や有料コンテンツを纏めておいて、いい感じの書籍として出版できればいいなと思っていた。

ただ、この見通しがいかに甘かったのかを改めて俺はこの後に痛感することになる。。。

AmazonのKDPアカウントへの登録、出版に必要な行動。

とりあえず出版をするということになったので、出版に必要なアカウントの整備をまずはやることになった。

普通の出版というと出版社に掛け合って、自費で数百万払って・・・みたいな流れをくむことになるんだが。

電子書籍はそもそも電子だし原価は0だ。出版にかかる費用は一切必要ない。

「出版」と聞くと非常にハードルが高いものに感じるが、行動力さえあれば誰にでも出来るものだし、伝えたいことがある人には普通におすすめの手段だと思っている。


と、話はそれたが、Amazonで電子書籍の出版をするためには、ひとまずはAmazonのKDPアカウントの申請を行わないといけない。

KDPアカウント自体はAmazonアカウントを持っていれば、ほぼ出来てるも同然だ。

KDPのホームページにログインして登録処理を済ませていけばいい。
(実際、俺がこれを行ったのは出版する本当に手前だ)

KDP(KindleDirectPublishing)


事前にやらないといけないとされているのはEIN(Employer Identification Number)の発行だ。

ぶっちゃけEINを発行しなくともAmazonで電子書籍を出版することは出来るんだが、これをやらないと米国の税率が適用されて、売り上げの30%は税金としてもっていかれてしまう。らしい。

必要な税金ではないから、ちゃんと申請すれば税金は免除される。だからやったほうがいいということだった。

ちなみに、これに関しては結構説明しているページがあるから下記のページなどを参照に進めておくといい。

初心者でも簡単にEINを取得! EINの記入方法(法人・個人)を解説


すんげーネタバレをしてしまうと、結局の所はEINの発行は申請したものの

俺はまだ、発行したEINナンバーを使っていない。


法人だと必要になるらしいんだが、個人事業主だったからか入力してもエラーが起きて反応しなかったんだよな・・・。

ひょっとしたら今後必要になるかもしれないし、別に発行したからと言ってお金がかかるもんでもないからいいんだが。

とりあえず個人で電子書籍を発行したいって人は別にここは放置でもいいかもしれない。
(ちゃんとやりたい人はこういうのをやっとくといいぞ。俺もやっては置いたからな。)

とりあえず、ここは知り合いの経営者さんが代わりにFAXで申請しておいてくれるということだったので、おまかせして手続きは完了した。

書籍執筆開始!!ただ・・・・

とりあえず手続きは完了したから、実際の電子書籍の執筆だ。

今まで7年間ライターをしてきたが、ライティングページやメルマガ、ブログは多数書いてきたものの、本の執筆には関わったこともない。
どうしようか。。。と考えて、話を振ってくれた経営者に相談したところ、これまたありがたい申し出を頂いた。

経営者「あ、そういうことならば書いた構成とかお渡ししますよー。これ参考にひとまず作ってもらえれば!」


マジか、ありがてえ。


ライターをやっている人やブロガーさんならばわかると思うんだが、「文章の構成」は執筆をする上で非常に重要だ。

構成があると流れがブレにくいし、伝えたいことを伝える文章にしっかりと書くことが出来る。
特に今回のような電子書籍。となるとある程度文章量は必要になるからなおさら構成は重要だ。適当に数千文字くらいの記事を書くくらいならば構成を無視してもいいが、価値ある文章を執筆するには構成は非常に大切になる。

そして、構成を送ってもらったが。




経営者「構成は

はじめに
第1章
サブ1
サブ2
サブ3
第2章
第3章
第4章
終わりに

な感じです!」



・・・・・・


いや、たしかに構成だけどさ・・・。



ざっくり過ぎん??

一瞬、頭が真っ白になった。その人のレベルが高すぎるからか、そもそも内容の深いところは自分で考えろ的なメッセージなのか。ここまでざっくりな構成だとは思っていなかったからだ。

カレーのレシピ教えて下さい!って言ったら「にんじんとじゃがいもと玉ねぎっす!!」って返ってきたくらいの衝撃だ。

いや、もっとなんかあるやん、煮込むとか、切り方とか、ルーはどこがいいかとかさ。

・・・・とはいえ、実際に色々と教えてくれているし、その人のレベルがめっちゃ高いのは確か。

元々、ある程度の構成は自分で考えないといけないものだとは思っていたから、あくまで上記の構成?は本の大枠としては採用させてもらうことにした。
(ネタにしてしまったが、最初から最後までこの人にはお世話になりっぱなしだった。このざっくりさは面白かったが、出版できたんはこの人のおかげだから感謝の気持しか無い)

てなわけで、文章に関してはほぼ0の段階から、電子書籍を執筆することになったんだ。

0からの電子書籍執筆。SNSに寄り過ぎた文章の弊害

とりあえず、書くことは決まっている「Twitterに関して」だ。

実名ならば別のリーダー論とか、自由に生きるための考え方とかを書くことも出来るんだが、トニーとなるならばまずはTwitterかなと俺自身は考えた。

事実、独立してから1人でやってちゃんと人に集まってもらっていると言えるのはTwitterが一番だからな。

他にも色々やってはいるが、色んな人と基本的には組んで動いている。

てなわけでTwitterに関して書こうと思って、俺は過去の自分のブログやnoteを改めて見直してみた。最初は元々ある文章を加筆修正すればいいかなと思っていてな。このnoteが一番の候補だったんだ。


ただ、見直してみて明らかにこれは全て自分で書いたほうがいいと気がついた。

理由は多々あるが、俺の文章はそもそもとして書籍にまとめる向きでは全然なかったんだ。

理由というか、その考えに至った思考をまとめておこう。

文章がSNSにより過ぎてて、前提条件が欠けすぎている。

まず、思ったのがこれで、改めて見直した時に自分の文章が「読者の前提条件」が整っている状態に依存している。というのが改めて理解できたんだ。

俺が今回電子書籍を書くきっかけは、話をもらったからだが。書きたい内容は「ツイッターの可能性」に関してだ。

今Twitterをやってて伸び悩んでいる人。というよりも、事業ややっていることが伸び悩んでいる人にTwitterを活用すれば、より大きな成果やブレイクスルーのきっかけになるよ。って事が伝えたいと思って文章を書こうと思った。

だが、俺の今までのブログ記事やnoteは「そもそもとして俺のことをTwitterで見ている人」「Twitterをすでにやってて発信活動をしている人」に向けた内容ばかりだった。

これ自体は狙ってやってたことだし、むしろその時その時にベストの記事を書くように考えてやってたことだから何も問題はないんだが。

いざ電子書籍に移そうとした時には、そのまま移したら訳わからない文章になってしまう可能性が非常に高かったんだ。

今はブログだし、こうやって「俺口調」で書いているが、書籍にまで俺口調では書こうとは思わんしな。

俺は初対面の相手にタメ口使われるのが嫌いだし、書籍とか公的な場においてまでこのキャラを突き通そうとかは全く思わない。
(Twitterが公的な場じゃないのか?とかは置いといてくれ。)

そんな訳で、今までのブログ記事は内容はともかく、そのまま文章を電子書籍に移して。ってことは今回の電子書籍では出来ないという結論になった。

結果的に俺は0から文章を構築しなければいけないということになったんだ。


あ、だからなんだが。

これから電子書籍を視野に入れてて、かつブログを書いている人は書籍のページに組み込むっていう意識でブログを書くと記事内容も大きく変わるぞ。

ターゲットにも寄るんだが、書籍となると多くの人に手にとってもらいたいということから、読み手が自分と同じ知識を持っているという前提条件は無しにして文章を書かないといけない。

特にSNS向けに記事を書いている人はここは考えたほうがいいところだな。

SEO向けに記事を書いている人は、そもそもとして前提条件が無いことを前提に記事を書いている事も多いと思うから、電子書籍を出すときの文章の移行は容易だと思う。

一つ念頭に置いといてくれ。

電子書籍執筆時の実際の構成作り、どうやって流れを作ったか?

上記の通り、諸々の流れがあって結局は0から文章を執筆することになった俺だが、書くことは決まっているし、大事なのはどう伝えるか??だ。

その際に、実際に構成を作った流れを説明しておこう。

ちなみに構成づくりの際はメモを常に常備していた。

ノートでもいいし、PCのメモでもいいが、ひたすらに書き出して思考を纏めておくことは常にやるようにしていたな。

誰に、何を、どのようにを定めた。

まず第一に電子書籍を書くにあたって「この電子書籍は何のために書くのか??」っていう目的を定めた。

ジャンル自体は「Twitter」に関して書く。と決めていたが。

今回書く内容は「誰に」届けたいものなのか?
そしてそれは「なぜ?」「なんで」「どんな情報を」届けたいものなのか?
それをどうやって伝えるのか??

これらを書き出しながら考えていった形だ。

そんなにパッと出てきたわけではないがここで大切になる一つの視点はこの情報は「過去の自分のような人に役に立つか?」っていう視点だ。

俺は自分が感情移入できる人に情報を届けたいと思う人間だからこそ、過去の自分のように「伝えたい事があるんだけども人に見てもらえない、価値があるものを持っているが上手く行かない人」にターゲットを定めた。

で、その人に伝える内容はなにか?ってのが「Twitterの可能性」だ。

正直、Twitterでフォロワーさんに集まってもらうのはインスタグラムでフォロワーさんに集まってもらうより、Youtubeでチャンネル登録者数を増やすよりも、比較的に難易度は低い。と思っている。

もちろん自分の相性にも寄るが、少なくとも0→1にするのならばTwitterは非常に良いツールだと思っているのが事実だ。

その後、それをどうやって伝えるか?何を伝えてTwitterの可能性を感じてもらうのか??これを書き出した。

Twitterの可能性を知ってもらうために、いろんなデータが必要だなーとかな。

実際調べてみたらTwitterは日本で最も使われているSNSランキングではまだInstagramを抑えて2位だし(一位はLINE)

個人メディアとして活用できる可能性は大いにあるし、俺自身も利益を生み出していることから、その結果をもとに可能性を見せれるだろうとは思った。


あとは、実際に運用するにあたっての注意点を記載した形だな。

この注意点を見て「当たり前じゃん」と思った人にとってはTwitterは非常に可能性のあるツールになり得る。

そう考えて「Twitter運用の注意点」を書き出していった形だ。

詳細を記載し、順番を定めていく。

で、実際に上記の思考から「書く内容」はとにかく箇条書きにして並べていった。

マインドマップ的にはこんな感じだな。

ざっくりと作ったときのマインドマップ


内容を書き出したら、次にはそれぞれの項目に関して軽く詳細を書いていった。

例えば「そもそもとしてTwitterとは?」の説明に関しては、フォローとフォロワーの関係性があって、リツイートがメインとなる機能で。とか

「俺が可能性を伝えたい理由としては、過去の自分は本当に人を集められなくて発信しても絶望ばかりしてて」。とか

実際の内容を「順番は関係なし」でとにかくざっと書いていった形だ。


で、ある程度詳細を書いてから伝える順番を決めていった。

そもそもとしてのTwitterの話は最初のほうだな。とか。

俺自身の話を入れるのは最後の方がいいよなー。とか。

自分自身が読むとした際に、わかりやすく伝わるよう流れになるように順番を組み立てていった形だ。

ちなみに、詳細を書いてから順番を整えたのは、情報の伝え漏れがないかチェックすることにもなるからだ。

順番を整えていく内に、「あ、ここでこの話をするならば前の話にこういった補足説明を入れる必要があるな」みたいに内容の調整ができたからな。

こういった微調整を重ねて、文章も洗練されて、徐々に徐々に書籍の内容が出来上がっていった。

でんでんエディターにて縦書きに変換。またもやトラブル

そうやってどうにか内容を書いて詰めていき、ある程度文章が出来上がってきたら(ここまで普通に2〜3週間かかってしまった。)

次は、でんでんエディターというサイトを利用して、書いた文章を電子書籍用に変更する作業に入った。

でんでんエディター


これがまた非常に地味な作業が続く感じだ。

それまで俺は文章はワードで書いていたが、電子書籍で「縦書き」に変更するとなると、色々と細かい部分の調整が必要になる。

例えばだが、今このブログでは横書きだから半角や全角の違いはあまり気にならないが、縦書きの場合は半角英数字は横並びになるから、英数字は基本的に全角にする必要があるんだ。

半角と全角の違い。


こんな感じで、半角英数字は縦書きなのに、横倒しの表記になってしまうんだ。

これが続くと非常に読みにくい文章になってしまうから、一旦文章中にある半角英数字は全て全角に変えておく。などの対応が必要になる。

これに関しては下記のようなサイトもあるし。

全角半角ツール

ワードで作成していれば、半角と全角を入れ替えることが出来る機能があるからそれを利用して英数字を全角にしておくことをおすすめする。

あとは、改行には必ず<br />っていうコードを入れないといけなかったり、見出しを整えたり、段落の前には一つ空白を入れていったりな。

ただ文章を入れ込むだけでプレビューするとこんな感じ。


ここらへんを一つ一つ見ていって、調整をしていくと、下記のような形になっていく。

完成形にほぼ近い形。


うぉおおお・・・本っぽい・・・・!!


とまぁ、こんな感じでいわゆる「製本作業?」みたいなことを文章を書いた後にやっていった形だ。

ちなみにこの作業中にも常に文章を見ているわけだから、補足で入れたほうがいい文章を追加したり、いらないと感じた部分は削ったり、誤字脱字を直していったりなどと、様々な作業を同時並行で行っている。

大変だったが、出版前にこういったプレビュー画面でチェックが出来るのは非常にありがたいことでもある。

やっぱり誤字脱字は本人からしても気付かないものでも、読者からしたら気が散ってしまう要因になってしまうからな。チェックは何度やってもやり足りないくらいだ。

実際電子書籍を出すならば、このでんでんエディターが無料でも使えるし非常に使いやすい変換サイトなのだろうなと思っている。

とはいえ、俺の場合は大枠の文章が書き終わった後、このでんでんエディターのプレビューが見れない時間が数日間起きてしまい、見事な足止めを食らってしまったが。

本当に、なかなか思い通りには物事は進まないもんだなーと実感するよ。

電子書籍の出版前には、タイトルと表紙は超考えろ!!

そんなこんなで、文章も出来た!!でんでんエディターを使って、本のデータも作れた!!

(ちなみにでんでんエディターを使って本のテキストデータを取った後は、でんでんコンバーターってのを利用してテキストデータ→EPUBデータへと変換できる。
このEPUBデータにしないと電子書籍として提出できないから要注意だ)

もう出版できる!!と思ったが、やらないといけないことを俺は忘れていた。

そう、本のタイトル決めと表紙の作成だ。

実際に出来た本の表紙とタイトル


正確には忘れていたわけではないんだが、内容を詰めるのばかりに意識が行っていて、おざなりになっていた。

当たり前の話だが、本を作る上でタイトルと表紙はスーパーエレクトリカル大事だ。

市販の本でもタイトルと表紙だけで売れるかどうか??は確定する。ここを手を抜いてしまったらどれだけ内容を詰めていたとしても効果は半減だ。むしろ意味のないものになってしまう可能性だってある。

そんな訳で、ほとんど原稿が出来上がってからだが俺はタイトルと表紙の確定に力を入れ始めた。
(本来はもっと前からちゃんと煮詰めたほうがいいぞ。俺の計画性のなさが出てるだけだ。)

タイトル・表紙を決めるのにやったこと、考えたこと

まず、タイトルを決めるのに考えたことはキャッチーなフレーズがあることやわかりやすさがあることだ。

具体的には数字を入れたりなど、インパクトを出す必要があると考えた。

ちなみに当初のタイトルは「Twitterの教科書〜やってはいけない11のポイント」が浮かんだんだが、これはあまりにインパクトがないことから却下した。

多分このタイトルだと、新しくAmazonで見てくれた人は買ってくれないだろう。


やってみないとわからないっていう意見もあるが、それはやる前の段階で徹底的に可能性を煮詰めきってからの話しだ。妥協に使う言葉ではない。

タイトル決めに関しては実際の本屋に出向いて、自分が気になった表紙やタイトルをチェックしたり、Amazonのベストセラーで売れている本、人気の本の表紙やタイトルをチェックしていった。

本屋に行ってタイトルをざっと見るのは、アイデアを出す際にもおすすめだ。

(本のタイトルは優秀な人が売れるために必死で考えた場所だからな。)


その中で、いいなこれ、と思ったものをデザイナーさんへ提出して、一緒に表紙のデザインを考えてもらった形だ。

タイトルの決定は自分で決めたが、その際にデザイナーさんからの視点も貰ったりして数字を盛り込むことを考えた。

Twitterの教科書。というのは若干インパクトに欠けるが、あえてそれをメインタイトルとしたのは、「Twitterの内容であることをわからせるため」とAmazon内でTwitterに関しての電子書籍の数が少なく、これならば「Twitter」で検索した人に引っかかると感じたからだ。

意図が当たるかはさておき、これは試す価値があると考えて判断した。

あとは、表紙に関してはデザイナーさんにラフ画を出してもらって、OKサインを出して進めていった。

最初のラフ画のデザイン


本当に伝えたいことが書いてある電子書籍ならば表紙はデザイナーさんに頼んだほうが良い。

下記のような表紙を簡単に作るサイトもあるが、やはりテンプレート感が拭いきれないし、誰でも作れるような表紙になってしまうからだ。

表紙作成ツール

デザインは自分が作った書籍の愛着度にも大きく影響するしな。せっかく書くのならばこういった部分はこだわったほうが良いだろう。

(ちなみに、デザイナーは紹介できるから、本当に作る人は言ってくれな)

表紙も本編も完成!だがまだだ!!その前に第三者のチェックを入れろ!!

こうして、表紙も出来た!!本編も出来た!!あとは出すだけだ!!

よしいけるぞ!もう終わったぞ!!と思ったが・・・


まだ必要な工程が一つだけあった。それが



第三者による誤字脱字チェック。

いわゆる「校正」ってやつだ。

ここまでで俺自身ももう何十回も文章は見直した。しかしその度に何かしらの誤字脱字やミスを発見しており、これは間違いなく自分だけでは見きれないものなのだということは実感していた。

自分で見直しているとどうしても文章に慣れてしまって「フラットに書いた文章を見ること」ができなくなってくるんだ。


時間を置けば冷静に見ることも出来るだろうが、出版を予定してる時間まで、もうあまり時間はない。

なので、ここは今運営しているサロンのメンバーに校正を手伝ってくれる方を募集してみた。

こんな感じのメッセを送った。


そうしたら、ありがたいことに反応してくれる人がいた。

神降臨の瞬間


はるさんが校正をしてくれるということになった。

ちなみにだが、はるさんは毎日noteで小説を公開していて、すでに多数のファンを抱える作家のポジションを確立している人だ。

自身の経験や見てきたことを生かして、虐待問題に対してのアプローチを別角度から進めている。

本当にすごい人だし、女性にとっては希望を与えてくれる存在だ。是非ママさんなどはフォローしてつながっておくと良い。

はるさんの小説、多くの人に感情を与えている。


そんなわけでありがたいことに校正(見直しチェック)をしてくださることになったが

これがメチャクチャに有り難く、第三者のチェックは絶対に入れたほうが良いという事を痛感した。

さっそく校正に入ってくれたはるさんが、こんな形でガンガン気になった点を送ってきてくれたんだ。

校正の仕方が完璧すぎた


その数、ざっと30箇所以上。

・・・・・


いや、誤字脱字多すぎだろ。

と、思った人もいるかも知れないが安心してくれ、俺もそう思った。

俺自身も十回以上見直した上でのこの結果だ。

いかに修正における自分自身の目が当てにならないかを痛感した。
(もともと誤字脱字は多いのは事実だが)

そんな訳で、神(はるさん)の校正をしてもらった俺は、指摘してもらった点を全て直して、さらに原稿の問題点を修正することが出来た。

それでもまだ誤字はあるかもしれないが、少なくともそのまま出していたら、読者の集中力を奪う箇所が多く、人によっては見るに堪えない書籍になっていた可能性だってある。

マジではるさんには心から感謝だ。

俺が誤字脱字が多いだけの話かもしれないが、もし君が電子書籍を出すならば必ず校正は第三者の手を借りてやってもらうことだ。


これは絶対にやっておいたほうが良いぞ。必ずな。

そんなこんなで無事出版

ここまででようやく、製本作業が終わった原稿。表紙。最初に申請したEINナンバー。の全てが揃うことになった。

ここまで来て、ようやく出版作業だ。

知り合いの経営者さんが一緒に通話しながらやってくれたので、問題なく出版の流れは理解することが出来た。

一応やったことをまとめると。

・AmazonのKDPアカウントに登録する。
(これに関しては登録情報を打ち込んでいくだけでOKだ。
住所とか名前とかそこら編の登録と同じ。)

ただ、本来このKDPアカウントの登録時に最初に発行したEINナンバーを登録するはずだったんだが、俺の場合は使わなかった。

普通にマイナンバーを登録して、税率を免除した形だ。法人ならばEINが必要なのかもしれないが、個人事業主ならば別にEINの取得はいらないのかもしれないな。(今後必要になるのかもしれないが)

KDPアカウントに登録した後は、本のデータの登録だ。

本のタイトルとか、サブタイトルはここで決定される。


キーワードやカテゴリーも決められる。


ちなみにこのキーワードに関しては、タイトルに含まれていない単語を乗せるのがいいということだ。(タイトルはそもそもキーワードとして認定されている)
自分の本のターゲットが調べそうな単語を考えて入れておくと良い。

また、カテゴリーに関しても重要で、ここであまりに競合が強い場合だとカテゴリー一位を取るのが難しくなる。

実際出版をするからにはカテゴリー1位を取るのは大切だ。
一つの実績にもなるし、一位を取るだけでも新着期間に新しいユーザーが出版した本をAmazon上で目にする機会は圧倒的に増える。


ライバルがいない所を探せ!というわけではないが、他にはそのジャンルでどんな本を出している人がいるのか??というのは見ておくと良い。

あとは、実際にプレビュー画面もあるから、そこで最終チェックを入れて諸々の設定を入れて終了だ。

出版前に出来上がりの最終チェックは出来る。


これらの設定を完了したら、あとは問題がなければ設定を完了して5〜6時間ほどで電子書籍の出版は完了される。

最大72時間ほどかかるという説明があったが、俺の場合は寝る直前(午前2時頃)に設定を終えて、朝(午前10時頃)にはすでに出版が完了していたな。

出版を終えて改めて感じること。

と、そんな感じでひとまず初の電子書籍の出版は終えたのだが。

とりあえず、本当に出版できてよかった。

ってのが現段階思っている感想だな。

普通の本の出版と比べると大分ハードルが低いとはいえ、やはりわからないことや初めてのことにチャレンジをするというのはなかなかに神経をすり減らす体験だ。

そういった意味でも今回話しを降ってくれて、最後までバッチリサポートしてくれた経営者さんや、神の校正をしてくれたはるさん。絶対に見てくれると公言してくれる方には心から感謝の気持しかない。

現にTwitterで呟いたら、無料キャンペーンが水曜日にあるのにも関わらず、自腹を切って購入してくれた人が2名ほどいた。


こういうのがあるのは、率直に嬉しい。

別に無料セールを待っている人を悪く言うつもりは一切ないが(そもそも自分からそれでいいって言ってるし)、だからこそ自腹を切って購入してくれた人がいることには嬉しさもひとしおだし、俺を喜ばせてくれたことに心から感謝している。

(実際まだ直接感想は届いてないんだが、俺は君に心から感謝しているよ。本当にありがとう!!)

とはいえ、実際のところ本番は水曜日の無料セールからだ。

ここでは、多くの方にダウンロードしてもらい、絶対にカテゴリー一位を取る。

これは確定事項だ。

ある意味、この電子書籍は自分が半年間、Twitterをやってきた上での集大成だと思っているからな。正直、ここで一位を取れなかったらTwitterをやってきた意味など皆無になる。くらいに考えている。

ここに関しては恥とか外見とかもいらないから、とにかく今まで関わった人思いつく限りの人にメッセを送らせてもらうつもりだ。


ひょっとしたらこのブログを見ている君にも送るかもしれないから、その時には是非協力をしてもらいたい。
(無料時にDLして、本音のレビューをくれ。それが俺のエネルギーになるんだ)

実際、内容には賛否両論あるかもしれないが、Twitterを活用するって人には必ず役立てるような内容を俺としては盛り込んだ形だ。

ツイッターの可能性を感じてもらいたいし、良いものを広めたいと思っている人が、良いものを広めることの出来る実力をつけるためにも是非協力してもらいたい。


見せ方が上手いやつが勝つ世界ってのを変えるつもりはないが、「見せ方だけが上手いやつが勝つ」ってのは個人的にあんまり好きじゃないんだよ。

本当に良いものを提供している、世界をより良くしようと動いているすごい人。

そういう人を広めたくて影響力をより高めたいと思って動いてきた俺からの初のお願いだ。どうか協力してくれ。

と、少し最後に売り込みをしてしまったが、少しでも本気度が伝われば嬉しい限りだ。

大分長くなったが、ここまで読んでくれてありがとうな。

また水曜日には告知をするから(多分水曜日の17時から無料になるっぽいな)
その時にはよろしく頼む。

あとは、電子書籍を出したいって人がいたら、この記事を参考にして聞きたいことがあれば聞いてきてくれて構わない。

俺が分かる部分はしっかり回答させてもらうとするよ。


それじゃあ、またTwitterでな。


この記事を、君の人生の糧としてくれる事を期待する。




それじゃあ。


出した電子書籍「Twitterの教科書」はこちら。


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