自分が何したらいいのかわからない時ほど、全てを放り出して休むこと

本当に辛い時の休み方

ここ一ヶ月半、独立してから最上級の調子の悪さに悩まされておりました。

いやーーーーーーーーー辛かった。マジで辛かった。

結果的に回復はしたんですが、今回は折角なので「自分が何をしたらいいのかわからなくなったとき、絶対にやったほうがいいこと」に関して記録としてこの記事に書いておこうと思います。

いや本当に、マジで辛いときって誰にもあるんでしょうが、そんな時ほど落ち着いたほうが絶対にいいんですよね。

調子が悪いと気づいたら、何を差し置いたとしても全力で休もう

で、今回の結論はこれです。「調子が悪い」「なにをしていいのかわからなくなるくらい気持ちが落ちているとき」そんな時は、

どんな状況だったとしてもとにかく休むことをしよう。

ってことです。

心が疲れてるときは休む?そんなの当たり前だろ!!

と思われる方もいるかもしれません。

「っていうか、そんな事わかってるけど、どうしようもねーんだよ!!」と思われる方も。

わかります。よーくわかります。気持ちが痛いほどにわかります。

だけど言います。

全て差し置いて全力で休んでください。そしたら人生明るくなります。

なんで自分が生きているのか?がわからなくなってしまった。

僕は今まで「調子の悪い時は休むことが大事だよー」なんてことをずーっと伝えてきて、そして自分自身でも実践してきました。

だから本当に落ち込むことって独立をしてからというものまったくなかったんですが、正直、これは周りに生かされてて本当に追い込まれたことがない人間の戯言だったということに、今回の不調では気付かされました。

僕個人の話になってしまいますが、僕って今、収益殆どないんですよね。

家族もいて、家の家賃もそこそこ合って、そんな中で安定的な収益を捨ててフリーランスやってるんですが、2021年に入ってからというもの関わっていた事業の調子が芳しく無くて、入ってくる収益が激減しているんです。

そんな中「自分の好きなことで生きれる土台を作りたい!」と2020年末からYoutubeに舵を切ったのはいいんですが、やっぱり結果がすぐには出ることがなくてですね。(そもそもYoutubeはすぐに稼げるプラットフォームではない)

政策金融公庫から借りたお金も先月で使い切り、生命保険を担保に借りたお金も残り2ヶ月で尽きることがほぼ確定しているような、割と冷静に考えると「え、やばくね??」という状況に立っているのです。

で、そんな状況でもできるだけ冷静にやってまずはやることをやるしかないなーと思ってはいたんですが、頭の中ではわかっていても、上手く心をコントロールすることが出来てなかったんですよね。

生きれる期限が迫っているのも関わらず、調子はどんどん落ちてしまって、そして調子が落ちるのがわかるからまた焦って、どうにかなにかをしようとするけども対して行動は出来ない負のループ。

周りと比較したり、朝起きたときには絶望が鳴り止まなかったり、案があっても動けなくなったり、本当に好きなことで動き始めたのになんで生きているのかわからなくなったり。

本当に3日前まではマジで自分がうつ病になったんじゃないか?と思うくらいに凹んでました。

本当に調子が悪い時は、休み方すらもわからなくなる。

で、結果的に今は大分復活したんですが、結論から言うと僕に必要なのは「ちゃんとした休息をとって、エネルギーを回復させること」でした。

簡単に言えば、焦りから休み方がわからなくなっていた。んですよね。

一応休んだほうがいいとは頭でわかってはいるから、「オフ」としてチャットワーク(仕事の連絡ツール)を見ないようにしたり、ゲームしたりするようにはしてました。

だけども結局頭はずーっと何かしらを考えるようになっていたので(Youtubeの数字チェックとかしちゃってたし)、休む!!とかいいながら、全然休めてなかったんです。

その結果として

調子を崩してる

→取り返そうとして無理して更に調子を崩す&何も進まない

→とりあえず休もうとしてちょっとだけ別のことする(頭は休めてない)

→少し休んだからと言ってまた頑張ろうとする

→実際は休めてないから、対して頑張れない(行動ができない)

→休んでも何してもだめだから、何していいかわからなくなる&自己嫌悪

→取り返そうとして無理して更に調子を崩す&メンタル崩壊に近づく

という感じになってました。

傍目から見ると単純なことですが、実際に経験してみるとやべースパイラルです。マジで人生が終わったかのように考えてました。

燃え尽き症候群になった時の心の休め方

で、「さすがにこのままじゃやばすぎる!!」と思って思いっきりに休むことを決断したのですが、そうして2日ほど休んだら、心のエネルギーが大分回復してきました。

実際に意識した心の休め方を下記に記しておきます。

休み方は徹底して仕事のことを考えないこと

まずはこれですね。休む!!と決めたら徹底的に休むこと。ふと仕事のこととか、現状がヤバいからなにか動きたくなるんですが、ここはもう「調子が悪い時に何しても上手く行かないから、まず心を回復させる!!」と決め込んでぐっと我慢です。

実際に昨日はスマホも持ち歩かず、PCも開かないようにして一切の連絡を断つようにしてました。情報収集すらもしないです。

頭の中のスイッチをどうにかオフにしなければ、心が回復することはありえません。

なので、ここは頑張って、仕事のことに一切触れないようにすることが大切です。「とにかく仕事しない」と決めてやらないこと。そうしてると頭のスイッチは徐々にオフになっていきます。

時間をつぶすのではなく、何もしない時間を味わうこと

次に大事なのは、休みだからといって時間をつぶすようなことはせずに、しっかりと仕事をしない時間を味わうことです。

2月に休もうとして全然休めなかった僕はミスっていたのは、休みの日にゲームをしたことです。

別にゲームをすることが悪いってわけではないんですが、そのゲームをする理由が「休みという無駄な時間を早く終わらせるため」という理由でゲームをしてしまっていたんですよね。

要は、「休みを味わうため」じゃなくて「休みを潰すため」にゲームをしていたんです。これはもう最悪でした。

せっかく、貴重な時間を使って休みの時間を取ったのに、その時間を「休むこと」じゃなくて「潰すこと」に当ててしまっていたんです。本当にこれはもったいなかったなと。

仮にゲームをするんだったら、ワクワクしてゲームをしたり、楽しそうだからやるという気持ちでやったほうが絶対に得でした。

時間っていうのは命です。命を使っているからこそ、休みはとったほうがいいです、その休みの時間をしっかりと味わうことを考えて休むことが大切ですね。

ぐちゃぐちゃになるくらいの気持ちをすべて吐き出して、リセットしよう

あとはこれです。ぶっちゃけ休んでいるときも、気持ちはめちゃくちゃに沈みまくってました。

「もう終わりだ・・・」「なんにもできねー」「なんにもやる気がない」「なんにもうまくいく気がしない」「なんでこんな事になったんだろう」

もう最悪の感情が留まることを知らず出てきます。どこまで落ちるのかわからないくらいに気持ちが落ちていきます。

だけど、それでいいんです。

経験してわかったんですが「休む!仕事しない!」と決めた上で最悪な気持ちが出てくるんだったら、それはそれでたっぷり味わえばいいと思います。

一番きっついし後に響くのは「仕事する!」と決めてるのに嫌な気持ちが出てきて動けないことです。「自分が決めたことが出来ない」っていう自己嫌悪と自己肯定感の低下によって更にダメージを負ってしまいます。

「休む!」「仕事しない!」と決めているのだから、別に何を思おうが、気持ちが最悪だろうが、「休むこと」と「仕事しない」ことは達成しているわけです。

「やらないことが許されている」から、最悪な気持ちを沢山吐き出しても悪いことには進みません。

むしろ、そこで出てきた最悪な気持ちは、今まで焦った結果、本来休んだ時に向き合って癒やしたほうがいい気持ちの集合体でしかありません。

僕にしてみれば人生かけた挑戦をしている最中の一ヶ月半、ちゃんと消化しておけばよかったはずなのに、溜めに溜め込んだ負の感情が先日ようやく「休む!」と決めたから一気に襲ってきたわけです。

今だからそう思えますが、マジで休みの日にこんな思いになるくらいだったら、次からはもっとこまめに休むと決めて感情を消化しておこう。と決意しました。

なにがいいたいのか?というと、調子が悪い時に休む!と決めた際に、その休み最初にぐちゃぐちゃになるくらいの嫌な気持ちになるのはある意味当たり前。ってことです。

自分の溜め込んだストレスの消化作業なので、むしろそれはいいことです。

目標を見失った時は、全力で休むことで心のエネルギーが回復する

結局は「疲れてる時は休むのが一番だよね」という当たり前の結論に落ち着くわけですが、本当に調子を崩している時ほど、その「休むこと」の難しさを痛感した次第です。

だけどもやっぱり調子を崩している時ほど、しっかりと心を休めることを意識して休むのが大事になるんですよね。

自分の人生を変えるチャレンジをして、初めてその難しさと大切さにより気づけたような気がします。

とはいえ、休んだだけで状況が好転したわけではないので、僕は僕として改めて夢やら目標やら志やらを定めて、そして現実的にどう生きるのか?を考えて行動していかないといけないわけではありますが。

気持ちが整ってるならば、出来ることも沢山あると思えます。

結局は自分の調子が高ければ何をしても良い結果に繋げられるとは思うので。

もしこの記事を偶然見たあなたが、今調子を崩しているのならば、是非全力で休んでください。

そして今調子が悪くなくとも、いつか調子を崩したときには、この記事を見て参考にして全力で休んでいただければ良いと考えてます。

なんにせよ、調子が悪い時、自分が何をしたらいいのかわからなくなったとき、目標や夢を見失ったとき、辛いとき。

全て差し置いて全力で休んでください。そしたら人生明るくなります。


あなたの人生の参考になれば幸いです。

PS,あと昨日休んでいる時に銭湯行ってサウナ入ってたんですけど、昨日は3月11日だったので震災から10年が経過した日だったんですよね。

僕は当時東京の実家にいたので大した被害は受けなかったのですが、TVで実際に家族や親戚をなくしている方が頑張っている姿を見て、「何を恵まれた僕が不幸だとか、落ち込んでるんだ」と恥ずかしくなりました。

恵まれている分、何かを残して、関わる人を幸せにできるような、そういった人間に改めてなってやろうと思います。

2 COMMENTS

藤岡

 トニーさんへ

初めまして。藤岡と申します。
トニーさんの、記事を読みながら、涙が出てきました。
今は、全く無いもしたくなく、でもやらなきゃ!て自分の心がしんどいのに、自分の気持ちに、見て見ぬ振りをしていたんだ。と気付きました。

本当、今は何も考えず、唯休む事だけに、専念します。

突然の、コメント失礼しました。
トニーさんの、ご活躍応援しています。

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トニー

こちらこそ記事を読んでいただきありがとうございます。
しんどい時ほど無理しちゃいがちですよね。藤岡さんが休んだ後、気持ちよくご活動されることを願っております。

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