どーも、ニートのトニーっす。
言いたいことが言えない。こういった悩みを抱える人が、現代日本では非常に多いのだと、とある記事を読んでいて書いていた。
正直、今の自分からすると「言いたいことが言えない」っていうのはいまいち感情がよくわからない。
というのも、人は結局本当に言いたくなったら言いたいことは言うし、行動するのが人間の本質だと思っているからだ。
とはいえ、実際問題として「言いたいことが言えない」ということに対して悩む人は多いし。
俺自身も過去会社に勤めていた頃には「言いたいことが一切相手に言えずに心が壊れる寸前までいってしまったこと」がある。
そういった観点から、今日は「言いたいことが言えない人の悩み」に関して少し追求をしていこうと思う。
「言いたいことが言えない」のではない「言いたいことを言わない」のだ。
いきなり結論になってしまうが、冒頭で話したとおり俺自身は「言いたいことが言えない」という悩みは本来存在しないもの。だと考えている。
先程も話したとおりだが、言いたいことがあったら基本的に人は言うものだと思っているからだ。
ただ、それでも言いたいことが言えないという悩みはあるし、過去の俺自身の経験でもその気持になったことがあるから、共感はできるんだが。
「言いたいことが言えない」という悩みは本来は存在していない。
そして
「言いたいことを言わない」という行動を取らざるを得ない環境こそが一番のストレスになっている。
のではないか?というのが、今回の記事の結論だ。
実際問題として言いたいことが言えない。というのは人間の行動的にはありえないわけだ。
「バカじゃねーの」「それは間違ってる」と言いたければ、口をその様に動かして発言をすればいいだけの話だ。
だけどもそれができないということは。
・このような発言をして、合っているのかがわからない。
・そんな発言をして嫌われたら、この先に不幸なことが起きたらどうしよう。
・もしかしたら、この言葉は伝えないほうが良い未来が待っているのかもしれない。
という考えを意識的にしても無意識的にしても考えているから「言いたいことを言わない」という選択をとっているわけだ。
そもそもなぜ言いたいことを言わなくなったのか?
そもそも、なんで人は「言いたいことを言わなくなった」んだろうか?
それはきっと、様々な経験や環境に起因するものがほとんどであるだろうと思っている。
もちろん、性格の要素は合って、普段から特に物事を深く考えずにガンガン自分の意見を言うタイプの人はこんなことを気に留めることすら少ないだろう。
ただ、いわゆる内向的というか、物事の側面を多角的に考えられる人のほうがこういった悩みを抱えることが多い。
合っているかどうかはともかく、ある程度未来の予測が立てられる人ほど、様々な未来を予測したうえで。
結果的に悪い未来に行かないように無難である何も言わない。という行動を選択する人は非常に多い。のだろう。
だから、言いたいことを言わないという選択肢をとっている人は決してその事を卑下する必要は一切ない。というのが俺自身の考えだ。
自分として考えた上での最良と思われる選択肢を選択しているのだから。
じゃあ、なぜそんな人が「言いたいことを言わない」という選択をとっているのか?といえば、先程言ったとおり環境や経験から
・率直に意見を話した人が損をする場面をたくさん見てきた。
・自分自身が意見を伝えた時に結果的に良くない場面になることが多かった。
・正直に話して、嫌われた過去がある。
といった、「良くない未来」を連想する経験や知識が多ければ多いほど、人は言いたいことを言わなくなってしまうようになっていく。
当然ながら、悪い未来に嬉々として突っ込むような人間のほうが珍しいからだ。
正直な意見を伝えるようになるには、成功体験を積むしか無い。
じゃあその状態からどうやって「言いたいことを言うようにするには」というと、結論は成功体験を積むしかない。
どれだけ「嫌われることを恐れるな!」「言いたいことを言ったほうが幸せだ!!」といったところで。
怖い未来が見えてるならどうやったって怖いんだ。それは理屈じゃない。
大事なのは、内面にフォーカスすることじゃなくて、どんな行動を取ればよりよい未来に繋がるか?を考えて、実行に移すことだ。
さっきも言ったように怖いものは怖い。
嫌われるのが嫌なのに、恐れるなっていうのも正直酷な話だろう。
ただ、翌々考えて、今思っているようなこと、自分が言いたいことは言ったほうがいいと思うためには。
結局の所は「言いたいことをしっかりと伝えて良い未来に繋がった経験」を積むしかない。
ちなみに、それも考えて「環境」を見直すのも大事だ。
先程行ったとおりで「言いたいことを言えない」という人は大抵その時の最善の選択肢を選んでいる。
最善の選択肢が「言いたいことを言わない環境」ならば今後言えるようになる可能性は圧倒的に少ない。
その場合は、今いる場所を離れることも、検討に入れるのは在りだと思っている。
言いたいことを言った方が心は圧倒的に自由になる。
嫌われるのではないか?とビビってるならばそれでいい。
ぶっちゃけ怖いならばそれでいいと思う。
世の中で一番怖いことは得体のしれない恐怖だ。
大事なのはなぜ言いたいことを言わないのか?を知ることだ。
それは、自分自身に何かしら原因が有るのかもしれなければ、環境のせいなのかもしれない。
その時は単純に言葉が思いつかなかった。
言ったほうが良いと思うことは有るんだけども、嫌われるのが怖くて言えなかった。
その人にはいいたいんだけども周りの人の影響を考慮すると話すことを避けていた。
自分が「言いたいことを言わない理由」を知ることだ。
別に嫌われるのが怖いことが悪いとか、直接言いたいことを言わないのは良くないとはまったくもって思わない。
ただ、なぜ自分が言いたいことを言わないのか?を知っておかないと。自分自身の行動をコントロールしていると言えなくなってしまう。
得体のしれない恐怖に自分の人生をコントロールされるのは何よりももったいないことだ。
あと、これは過去言いたいことを言えない環境にて、心を病んでしまって。
いまフリーで生きている人間の個人的な実体験に過ぎないが
言いたいことを言わないよりも、言っていたほうが心は圧倒的に自由を感じることができる。
何を当たり前のことを。と思われるかもしれないが、やっぱり自分が言いたいと思うことや伝えたほうが良いと思うことは我慢せずに伝える環境にいること。
そういった環境を作ることは、自分の人生の幸福度を高めるために何よりも重要なことだ。
急に場所を変えろ、環境を変えろ。と言われても多くの人は実際に動けないかもしれない。
そんな時は想像で構わない。
自分が今いる環境から抜け出し、理想の環境に立った時の自分を考えてみると良い。
それだけで、言いたいことが言えないっていう世界から抜け出せるってことは自分で理解できるはずだ。
俺は俺自身の経験から、言いたいことを言えないという人の原因は
その人の内面に有るのではなくて
その人の言動を抑制する環境にあると確信している。
もちろん、その人自身が腐らずに前を向いていることと、その環境を選んでいるのは自分ってことは忘れてはいけないことでは有るが
誰しもが、本来は自分の意見を自由に発言できる強い意志は持っている。
だから、もし君が「言いたいことを言えない」という悩みを持っているのならば、
自分がなぜ言いたいことを言わないのか?を冷静に突き止め、
自分が言いたいことを言える環境に身を置くために行動を起こすことを心から祈っているよ。
この記事を君の人生の糧にしてくれることを期待する。
それじゃあ。
PS,偉そうに書いてきたが、ぶっちゃけ俺自身もそれこそ前職で会社を経営しているときは言いたいことをまったくもって言えなかった。
完全に心がビビって。怖くて怖くて、言いたいことを言えなかった。
だけどまぁ、辞めてそういう人生とおさらばしてからは、少なくとも自分が言ったほうが良いと思うことは素直に言えるようになったっていう自覚は有る。
だからこそ、多くの人に、経験から培ったものを共有して、より多くの人の幸福度を上げていきたいと思っているよ。
それが俺自身の徳にもなると思っているからな。
俺自身が会社を逃げるようにやめて、独立して歩んでる今の流れはこのページに書いておいた。
よかったら、見てもらえると嬉しい限りだ。